中世都市ノレの近く、ラ・ロッシュ・ノレ山の尖峰に聳えるこの要塞は、鮮やかなモザイク屋根で飾られた、ブルゴーニュ大公領の城としてのロマンチックな美を放っています。

 

釉薬で彩られた瓦屋根の中世の要塞

釉薬で彩られた瓦屋根の中世の要塞、ラ・ロッシュポ城の歴史は12世紀まで遡ることができます。初めは、ブルゴーニュ大公たちの参事官だったシュバリエ・ド・ラ・トワゾン・ドール、ポ侯爵の住居でした。フランス革命によって城は破壊されると、1893年にサディ・カルノー大統領夫人が子息のために買い取りました。子息は、荒廃したラ・ロッシュポ城を見て歴史への情熱を育くませたとのことです。20世紀になって、建築家シャルル・スイスが昔の資料を基に徹底した城の復元工事にあたり、跳ね橋、銃眼窓、見回り道といった当時の要塞防御のエレメントが完璧に再建されました。今日、それらはヴィオレ・ル・デュック*の理論を受け継ぐフランスの新ゴシック建築の重要な典型的例として歴史的記念物に指定されています。城は現在もカルノー家の所有です。

[ * 19世紀のフランスの建築家、建築理論家。中世建築の修復、及びゴシック建築の構造合理主義的解釈で知られている。]

見学

城内では、チャペル、衛兵詰め所、台所、色鮮やかな壁画の数々、ゴシック様式とルネッサンス様式の家具などを見学することができます。また、訪問者を迎える前庭にある堆積岩を貫いて掘った深さ70メートルの井戸も見ものです。

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見どころ

中国の最後の皇后(西太后)からサディ・カルノー大統領に贈られた豪華な中国風寝室が城の塔の一つに設置されています。